- 1. 英語がわからなくなったら「今の単元」だけ勉強しない
- 2. 中学生の英語がわからなくなる原因は一つではない
- 3. まず確認したいのは「英単語」
- 3.1. 教科書の単語を確認する
- 3.2. 1日10個でもいい
- 4. 次に「be動詞」と「一般動詞」を確認する
- 4.1. まず簡単な英文を作れるか確認する
- 5. 疑問文と否定文を作れるか確認する
- 6. 英語は「語順」が分からないと難しくなる
- 6.1. 単語だけでは英文にならない
- 7. 中学2年生なら中1英語へ戻ってもいい
- 7.1. 「現在形」と「過去形」を確認する
- 8. 中学3年生でも中1英語まで戻っていい
- 9. 英語20点・30点なら何から勉強する?
- 9.1. 20点から30点、30点から40点を目指す
- 10. 英語をやり直す具体的な順番
- 10.1. STEP1 英単語
- 10.2. STEP2 be動詞
- 10.3. STEP3 一般動詞
- 10.4. STEP4 三人称単数
- 10.5. STEP5 過去形
- 10.6. STEP6 現在の学年で必要な文法
- 11. 1日30分なら「単語+文法+音読」
- 12. 英単語は「何回書いたか」だけで判断しない
- 13. 教科書を使った英語のやり直し方
- 14. 英語を勉強しているのに伸びない場合
- 15. 親が英語を教えられなくてもできること
- 16. 「全部わからない」と言う場合はどうする?
- 17. 家庭教師なら「どこからわからないか」を一緒に探せる
- 18. 福井県大野市・勝山市で英語に悩んでいる中学生へ
- 19. まとめ|英語がわからないなら「英単語+基本英文」まで戻ってみよう
- 19.1.1. 関連性の高い記事はこちらから
英語がわからなくなったら「今の単元」だけ勉強しない

「英語の授業を聞いても、何を言っているのか分からない」
「テスト前に勉強しているのに20点、30点しか取れない」
「英単語を覚えても、英文になると意味が分からない」
英語が苦手になった中学生の中には、
「どこから勉強し直せばいいのか分からない」
という人が少なくありません。
特に中学2年生、中学3年生になると、
「今さら中学1年生の英語に戻って大丈夫?」
と思うかもしれません。
しかし、必要なら戻って構いません。
むしろ英語は、分からなくなったところを放置したまま現在の単元だけ勉強しても、なかなか理解できないことがあります。
なぜなら、中学校の英語も以前に習った内容を使いながら新しい文法を学んでいくからです。
英語がわからなくなったときに重要なのは、
今どこを習っているかではなく、どこからわからなくなったか
を確認することです。
今回は、英語が苦手になった中学生が、どこまで戻って何から勉強すればよいのかを順番に説明します。
中学生の英語がわからなくなる原因は一つではない
「英語が苦手」
と言っても、その原因は人によって違います。
大きく分けると、
- 英単語を覚えていない
- be動詞が分からない
- 一般動詞が分からない
- 疑問文・否定文を作れない
- 語順が分からない
- 過去形など以前の文法が分からない
- 英文を読む練習が不足している
などがあります。
そのため、
「英語が30点だったから英語を勉強しよう」
だけでは、まだ範囲が広すぎます。
まず、
英語の何が分からないのか
を見つける必要があります。
まず確認したいのは「英単語」
英語をやり直すとき、最初に確認したいのが英単語です。
英文法を理解していても、文中の単語がほとんど分からなければ英文を読むことはできません。
たとえば、
I play tennis after school.
という英文があったとします。
文法が分かっていても、
play
tennis
after
school
の意味が分からなければ、文章全体の意味をつかむのは難しくなります。
教科書の単語を確認する
いきなり単語帳を最初から全部覚える必要はありません。
まず学校の教科書を使います。
現在の単元より少し前のページを開き、
「この単語の意味は分かる?」
と確認してみましょう。
分からない単語が非常に多い場合は、単語の復習から始めます。
1日10個でもいい
英単語を一度に100個覚えようとすると大変です。
最初は、
1日10個
でも構いません。
重要なのは、書いた回数ではなく、
日本語を見て英語が出るか、英語を見て意味が分かるか
を確認することです。
そして翌日、前日に覚えた単語をもう一度確認します。
次に「be動詞」と「一般動詞」を確認する
中学校英語をやり直すうえで非常に重要なのが、
be動詞と一般動詞の違い
です。
ここが曖昧なまま中学2年生、中学3年生へ進んでいるケースがあります。
たとえば、
I am a student.
と、
I play soccer.
では、英文の仕組みが違います。
しかし、この違いが分からないと、
「いつamを使うの?」
「どうしてこの文にはisがないの?」
「doって何?」
という状態になってしまいます。
まず簡単な英文を作れるか確認する
たとえば、
「私は学生です」
「私はサッカーをします」
「彼は忙しいです」
「彼はテニスをします」
といった簡単な日本語を英語にできるか確認します。
ここで難しい場合は、現在の難しい文法へ進む前に、
be動詞と一般動詞
を復習したほうがよいでしょう。
疑問文と否定文を作れるか確認する
次に確認したいのが、疑問文と否定文です。
たとえば、
You play tennis.
という文を、
「あなたはテニスをしますか?」
に変えられるでしょうか。
また、
「あなたはテニスをしません」
に変えられるでしょうか。
一般動詞なら、
Do you play tennis?
You do not play tennis.
となります。
一方、be動詞なら、
You are busy.
から、
Are you busy?
You are not busy.
となります。
この違いが分からない場合、中学1年生の内容まで戻って復習する価値があります。
英語は「語順」が分からないと難しくなる
日本語と英語では、言葉を並べる順番が違います。
日本語なら、
「私は毎日英語を勉強します」
ですが、英語では、
I study English every day.
となります。
英語が苦手な中学生の中には、単語は知っていても、
どの順番で並べればいいのか分からない
という人がいます。
その場合、難しい文法用語をたくさん覚えるより、
「誰が」
「どうする」
「何を」
という基本的な英文の形を理解することから始めます。
単語だけでは英文にならない
たとえば、
I
English
study
という3つの単語を知っていても、
I English study.
と並べてしまえば正しい英文にはなりません。
英単語と英文法は別々のものではなく、両方必要です。
そのため英語をやり直すときは、
単語+簡単な英文
をセットで勉強するとよいでしょう。
中学2年生なら中1英語へ戻ってもいい
中学2年生になると、学習内容はさらに増えていきます。
そこで英語が急に難しくなったと感じた場合、中学1年生の内容を確認してみましょう。
特に、
- be動詞
- 一般動詞
- 三人称単数
- 疑問文
- 否定文
- 過去形
- 基本的な英単語
などです。
これらが曖昧な状態で新しい文法を覚えようとすると、
「新しい内容が分からない」
というより、
以前の内容と新しい内容が混ざって分からなくなっている
ことがあります。
「現在形」と「過去形」を確認する
たとえば、
I play tennis.
と、
I played tennis.
の違いが分かるでしょうか。
さらに、
I did not play tennis.
のような否定文を作れるでしょうか。
ここが難しければ、現在の単元だけではなく過去形まで戻ります。
中学3年生でも中1英語まで戻っていい
高校受験が近い中学3年生の場合、
「今から中1英語なんてやっていたら間に合わない」
と心配になるかもしれません。
しかし、be動詞や一般動詞が分からない状態で、難しい長文問題を何時間解いても、なかなか読めるようにはなりません。
必要なら戻ります。
ただし、受験までの残り時間を考えながら優先順位をつけます。
中学1年生の教科書を最初から最後まで完璧にしてから中学2年生へ進む、という意味ではありません。
高校受験で必要になる土台を優先して復習する
という考え方です。
英語20点・30点なら何から勉強する?
定期テストで英語が20点、30点程度の場合、いきなり長文読解や難しい英作文ばかり練習する必要はありません。
まず、
① 英単語
② be動詞・一般動詞
③ 疑問文・否定文
④ 基本的な語順
⑤ 教科書の基本英文
を確認してみてください。
20点から30点、30点から40点を目指す
英語20点なら、いきなり70点を目標にしなくても構いません。
まず30点。
次に40点。
そのために、
「あと10点なら、どの問題を取れそうか」
と考えます。
単語問題で5点。
基本文法で5点。
これで10点です。
まず基本問題を確実に取れるようにしていきます。
英語をやり直す具体的な順番
「結局、何からやればいいの?」
という場合は、次の順番を一つの目安にしてください。
STEP1 英単語
教科書に出てくる基本単語を覚えます。
ただ書くだけではなく、
英語→日本語
日本語→英語
の両方を確認します。
STEP2 be動詞
am
is
are
の使い分けと、肯定文・疑問文・否定文を確認します。
STEP3 一般動詞
play
study
like
などの基本動詞を使って英文を作ります。
STEP4 三人称単数
He plays tennis.
のような文を確認します。
STEP5 過去形
played
went
など、規則動詞・不規則動詞を学びます。
STEP6 現在の学年で必要な文法
基礎が確認できたら、現在学校で学んでいる単元へ戻ります。
このように、
基礎を確認する → 現在の内容へ戻る
という流れを作ります。
1日30分なら「単語+文法+音読」
英語をやり直すために毎日何時間も必要とは限りません。
たとえば1日30分なら、
10分:英単語
その日覚える単語と、前日に覚えた単語を確認します。
10分:英文法
be動詞、一般動詞など、自分が苦手なところを問題で確認します。
10分:教科書の英文
英文を読み、意味を確認し、声に出して読んでみます。
これなら、
単語・文法・英文
を少しずつ学習できます。
英単語は「何回書いたか」だけで判断しない
英単語を覚えるため、
「10回ずつ書く」
という勉強をしている中学生もいると思います。
書くこと自体が悪いわけではありません。
しかし、
10回書いた
↓
勉強終了
では、本当に覚えたか分かりません。
大切なのはテストです。
たとえば10個覚えたら、ノートを閉じます。
日本語を見て英単語を書いてみます。
8個できた。
2個できなかった。
その2個をもう一度覚えます。
このように、
覚える → テストする → 間違える → 覚え直す
という流れを作ります。
教科書を使った英語のやり直し方
学校の教科書は、英語をやり直す教材としても使えます。
まず短い範囲を決めます。
そして、
- 分からない単語を調べる
- 英文の意味を確認する
- 文法を確認する
- 声に出して読む
- 日本語を見て簡単な英文を書いてみる
という方法があります。
全部を一度にやる必要はありません。
1日1ページでも構いません。
教科書の英文が以前より読めるようになれば、学校の授業も理解しやすくなります。
英語を勉強しているのに伸びない場合
毎日英語を勉強しているのに点数が上がらない場合は、勉強内容を確認してください。
たとえば、
英単語をひたすら書いている。
教科書をノートへ写している。
問題集の答えを写している。
解説を読んで「分かった」で終わっている。
こうした勉強だけになっていないでしょうか。
テストでは、自分で答えを出す必要があります。
そのため、
覚える
↓
問題を解く
↓
間違える
↓
確認する
↓
もう一度解く
という流れが重要です。
親が英語を教えられなくてもできること
保護者の方が、
「自分も英語が苦手だから教えられない」
という場合もあると思います。
英語そのものを教えなくてもできることはあります。
たとえば、
「今日は何を覚える予定?」
「昨日の単語、まだ覚えている?」
「今週はどこまでワークを進める?」
と確認できます。
重要なのは、親が先生になることではありません。
本人が、
何を勉強すればいいのか分かる状態
を作ることです。
「全部わからない」と言う場合はどうする?
英語が長期間苦手になっていると、
「どこが分からない?」
と聞いても、
「全部」
と答えることがあります。
その場合は、一つずつ確認します。
英単語は?
be動詞は?
一般動詞は?
疑問文は?
過去形は?
というように、簡単な問題を解いてみます。
すると、
「ここまではできる」
「ここから怪しい」
という境目が見つかることがあります。
そこが、やり直しのスタート地点です。
家庭教師なら「どこからわからないか」を一緒に探せる
マンツーマン指導の場合、現在の学年だけにこだわらず、本人の理解度に合わせて戻ることができます。
たとえば中学3年生でも、
長文が読めない
↓
基本英文が分からない
↓
一般動詞が怪しい
↓
be動詞との違いが曖昧
ということが分かれば、そこからやり直します。
家庭教師の役割は、
「現在学校で習っている問題の答えを教える」
だけではありません。
どこから分からなくなったのかを見つけ、本人に合った順番へ勉強を組み直すこと
も一つの役割です。
福井県大野市・勝山市で英語に悩んでいる中学生へ
ふくい奥越学習サポート機構では、大野市・勝山市を中心とした奥越地域で、中学生の学習をサポートしています。
たとえば、
- 英語が20点・30点程度になっている
- 英単語が覚えられない
- be動詞と一般動詞の違いが分からない
- 英文を見ると何から考えればいいか分からない
- 中学1年生の内容からやり直したい
- 学校の授業についていけなくなった
- 高校受験までに英語を立て直したい
という場合、まず現在の学年の問題を大量に解くのではなく、どこから分からなくなったのかを確認します。
必要なら中学1年生まで戻ります。
そして、
分かるところ
↓
少し怪しいところ
↓
分からなくなるところ
の境目を見つけます。
そこから一つずつ「自分でできる」を増やしていきます。
まとめ|英語がわからないなら「英単語+基本英文」まで戻ってみよう
英語がわからなくなったとき、
「今の単元をもっと勉強しないと」
と思うかもしれません。
しかし、原因が以前の学年にあるなら、現在の単元だけを勉強してもなかなか理解できません。
まず、
① 英単語を確認する
↓
② be動詞を確認する
↓
③ 一般動詞を確認する
↓
④ 疑問文・否定文を確認する
↓
⑤ 基本的な語順を確認する
↓
⑥ 過去形などへ進む
↓
⑦ 現在の学習内容へ戻る
という流れで考えてみてください。
中学3年生でも、中学1年生の内容へ戻って構いません。
英語20点なら、まず30点。
30点なら40点。
いきなり難しい長文をすべて読めるようになる必要はありません。
英単語を10個覚える。
簡単な英文を一つ自分で作れるようになる。
昨日分からなかった問題を一問解けるようにする。
その積み重ねです。
英語が苦手になったときこそ、
「どこまで進むか」ではなく「どこまで戻れば分かるか」
を一度確認してみましょう。

