- 1. 数学を30点上げたいなら「全部できる」を目指さない
- 2. まず前回の数学のテストを用意しよう
- 2.1. 間違いを3種類に分ける
- 3. 数学20点前後なら「計算と基本問題」を最優先する
- 3.1. 計算問題を何問落としている?
- 4. 数学30点前後なら「あと10点」を3回積み重ねる
- 4.1. 最初の10点をどこで取る?
- 5. 数学40~50点なら苦手単元を絞る
- 5.1. 「数学が苦手」から「図形が苦手」へ
- 6. 60点以上なら「取りこぼし」を減らす
- 6.1. ミスを「ケアレスミス」で終わらせない
- 7. 30点上げたいなら学校ワークを使い切る
- 7.1. 1周目は「できる・できない」を調べる
- 7.2. 2周目は△と×だけ
- 7.3. 3周目は残った問題だけ
- 8. 答えを見た問題は翌日にもう一度解く
- 9. 数学を30点上げるための「2週間前」からの勉強例
- 9.1. テスト14~11日前
- 9.2. テスト10~7日前
- 9.3. テスト6~4日前
- 9.4. テスト3~2日前
- 9.5. テスト前日
- 10. 1日30分ならどう使う?
- 11. 数学の勉強時間を増やしても点数が上がらない場合
- 12. 30点アップを狙うなら「前の学年」に戻ることも必要
- 13. 親は「何点取った?」だけでなく答案を見てみよう
- 14. 家庭教師を利用するなら「30点上げてください」だけではなく原因を探す
- 15. 福井県大野市・勝山市で数学の点数に悩んでいる方へ
- 16. まとめ|30点アップは「あと10点」を積み重ねて考えよう
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数学を30点上げたいなら「全部できる」を目指さない

「数学が30点だった。次は60点を取りたい」
「数学だけいつも点数が低いので、なんとか上げたい」
「高校受験までに数学を立て直したい」
数学が苦手な中学生や、その保護者の方なら、一度は考えたことがあるかもしれません。
30点アップというと、
「かなり勉強しないと無理なのでは?」
と思うかもしれません。
もちろん、現在の理解度やテストの難易度によって必要な勉強量は違います。
また、必ず30点上がる方法があるわけでもありません。
ただし、数学の点数を上げるときに大切な考え方があります。
それは、
100点を取るための勉強と、30点を60点にするための勉強は同じではない
ということです。
30点の中学生が、いきなり難しい応用問題を解けるようになる必要はありません。
まず、
「本来なら取れた問題」
「少し練習すれば取れる問題」
を見つけます。
数学の点数を上げる第一歩は、
難しい問題を解けるようにすることではなく、取れる問題を落とさないこと
です。
まず前回の数学のテストを用意しよう
勉強を始める前に、前回の定期テストを出してください。
できれば、
- 問題用紙
- 自分の答案
- 模範解答
の3つを用意します。
そして間違えた問題を確認します。
間違いを3種類に分ける
間違えた問題を次の3種類に分けてみましょう。
A:本当は解けた問題
計算ミス、符号の間違い、問題の読み間違いなど。
B:少し復習すれば解けそうな問題
公式を忘れた、解き方を思い出せなかった、練習不足だった問題など。
C:ほとんど分からなかった問題
問題の意味そのものが分からない、解説を読んでも難しい問題など。
30点アップを狙うとき、最初に取り組みたいのはAとBです。
Cの難問を1問できるようにするために長時間使うより、AとBを複数取れるようにしたほうが点数につながる場合があります。
数学20点前後なら「計算と基本問題」を最優先する
現在の数学が20点前後の場合、
「応用問題も勉強しなければ」
と焦る必要はありません。
まず確認したいのは、
- 基本計算
- 教科書の例題
- 学校ワークの基本問題
- 授業で何度も扱った問題
です。
計算問題を何問落としている?
たとえば100点満点のテストで、計算問題が20点分あったとします。
そのうち5点しか取れていなければ、計算だけでも15点分の改善余地があります。
文章問題を何時間も考える前に、まずここを狙います。
数学20点の場合、
20点 → 30点 → 40点
と段階的に考えてください。
最初の目標は、
「難しい問題ができるようになる」
ではなく、
基本問題で点を落とさない
ことです。
数学30点前後なら「あと10点」を3回積み重ねる
30点から60点を目指す場合、
「あと30点」
と考えると大きく感じます。
そこで、
30点→40点
40点→50点
50点→60点
と分けて考えます。
最初の10点をどこで取る?
前回のテストを見ながら、
「あと10点取るなら、どの問題だった?」
と考えてください。
たとえば、
計算ミスで6点。
公式を忘れて4点。
これだけで10点です。
まずそこを改善します。
次に、
基本的な方程式で6点。
グラフの基本問題で4点。
さらに10点。
このように考えると、「30点アップ」という大きな目標が具体的な問題へ変わります。
数学40~50点なら苦手単元を絞る
40点、50点程度取れている場合、すべての基礎ができていないとは限りません。
ある単元では点を取れているのに、特定の単元だけ大きく落としている可能性があります。
たとえば、
計算 ○
方程式 ○
関数 △
図形 ×
文章問題 ×
という状態です。
この場合、最初から数学全部をやり直す必要はありません。
「数学が苦手」から「図形が苦手」へ
苦手を細かくします。
「数学ができない」
では大きすぎます。
「図形ができない」
さらに、
「証明問題ができない」
まで細かくします。
すると、何を勉強すればいいのか分かります。
点数が40~50点程度あるなら、
できている部分を維持しながら、弱い単元を重点的に改善する
という方法が考えられます。
60点以上なら「取りこぼし」を減らす
60点以上取れている場合は、基礎がある程度身についている可能性があります。
ここからさらに点数を上げるなら、
- 計算ミス
- 符号ミス
- 問題の読み違い
- 時間不足
- 解けたはずの問題
- 苦手な応用問題
などを確認します。
ミスを「ケアレスミス」で終わらせない
よく、
「今回はケアレスミスが多かった」
と言うことがあります。
しかし、それだけで終わらせないことが大切です。
なぜミスしたのでしょうか。
途中式を書かなかった?
暗算しすぎた?
見直し時間がなかった?
符号を書き忘れた?
原因が分かれば、対策できます。
たとえば符号ミスが多いなら、
「答えを出したら符号だけ確認する」
というルールを作れます。
30点上げたいなら学校ワークを使い切る
定期テスト対策では、学校ワークが重要な教材になります。
ところが、
「1回全部やったから終わり」
になっている中学生もいます。
それでは十分に身についていない問題が残ることがあります。
1周目は「できる・できない」を調べる
1周目では、問題を解きながら印をつけます。
○:自力でできた
△:迷った・解説を少し見た
×:できなかった
ここで重要なのは、全部○にすることではありません。
1周目は、
自分ができない問題を発見するための作業
と考えてもよいでしょう。
2周目は△と×だけ
2周目で全部やり直す必要はありません。
△と×を中心に解きます。
できたら○に変えます。
まだできなければ、そのまま残します。
3周目は残った問題だけ
さらに残った△と×を解きます。
この方法なら、すでにできる問題に何度も時間を使わず、苦手な問題へ時間を集中できます。
答えを見た問題は翌日にもう一度解く
数学の勉強で非常に多いのが、
問題が分からない
↓
答えを見る
↓
解説を読む
↓
「なるほど」と思う
↓
次の問題へ進む
という流れです。
しかし、ここには一つ足りないことがあります。
自分一人でもう一度解くこと
です。
解説を読めば、分かったような気持ちになります。
でも翌日同じ問題を出されると、また解けない。
これではテストの点数にはつながりません。
答えを見た問題には印をつけておき、翌日もう一度解いてください。
答えを見ずにできれば、一歩前進です。
数学を30点上げるための「2週間前」からの勉強例
定期テストまで2週間あると仮定して、一例を考えてみます。
テスト14~11日前
まず学校ワークを進めます。
この段階では、
できる問題・できない問題を分けること
を意識します。
分からない問題で30分も止まらないようにします。
解説を確認し、印をつけて先へ進みます。
テスト10~7日前
1周目で△・×だった問題を中心に解き直します。
特に計算問題や基本問題を優先します。
ここで、
「まだ分からない問題」
をはっきりさせます。
テスト6~4日前
苦手な単元へ集中します。
たとえば方程式が弱いなら方程式。
一次関数が弱いなら一次関数。
何でもやるのではなく、点数につながりそうな部分を優先します。
テスト3~2日前
これまで間違えた問題をもう一度解きます。
新しい難問に手を出すより、
一度間違えた基本問題を確実にする
ことを優先します。
テスト前日
基本公式や計算方法を確認します。
前日に初めて難しい問題を大量に解く必要はありません。
「これまで勉強したことを確認する日」
と考えます。
1日30分ならどう使う?
数学だけに何時間も使えない中学生も多いでしょう。
1日30分なら、たとえば次のように使えます。
10分:計算練習
正負の数、文字式、方程式など、自分の学年・苦手に応じて練習します。
10分:間違えた問題の解き直し
前日や以前のワークで間違えた問題を解きます。
10分:現在のテスト範囲
学校で習っている内容を進めます。
これなら、
「基礎の復習」
と
「現在のテスト対策」
を同時に進められます。
数学の勉強時間を増やしても点数が上がらない場合
「毎日数学を勉強しているのに点数が上がらない」
という場合は、時間よりも内容を確認してください。
たとえば、
教科書を読むだけ。
ノートをきれいにまとめるだけ。
答えを写してワークを終わらせる。
できる問題ばかり繰り返す。
難問一つに長時間かける。
こうした勉強になっていないでしょうか。
数学では、
問題を解く
↓
間違える
↓
原因を確認する
↓
もう一度解く
↓
自力でできるようにする
という流れが重要です。
「今日は1時間数学をやった」
だけではなく、
「今日は昨日できなかった5問ができるようになった」
と考えるようにしてみてください。
30点アップを狙うなら「前の学年」に戻ることも必要
現在のテスト範囲を一生懸命勉強しているのに、ほとんど問題が解けない。
その場合は、現在の単元より前につまずきがあるかもしれません。
たとえば連立方程式ができない場合、
一次方程式まで戻る。
それも難しければ文字式。
さらに難しければ正負の数。
というように確認します。
中学3年生でも、中学1年生まで戻って構いません。
「受験生なのに中1数学をやっていていいの?」
と心配になるかもしれませんが、基礎が必要なら戻ります。
分からないまま現在の問題を繰り返すより、結果的に効率がよい場合があります。
親は「何点取った?」だけでなく答案を見てみよう
保護者の方も、テストが返ってくると最初に点数を見ると思います。
もちろん点数は重要です。
ただ、その後に答案も見てみてください。
たとえば30点だったとしても、
計算ミスで10点。
公式を忘れて5点。
時間不足で最後の5点分が空欄。
だったとします。
そうすると、
「数学30点だから全然分かっていない」
ではなく、
「改善できそうなところが20点分ある」
と見ることもできます。
次のテストで何を変えるのかが具体的になります。
家庭教師を利用するなら「30点上げてください」だけではなく原因を探す
家庭教師を検討するとき、
「数学を30点上げてほしい」
という目標を持つこと自体は悪くありません。
ただ、点数だけを見るのではなく、
なぜ現在その点数なのか
を確認することが重要です。
たとえば数学30点でも、
計算力が不足している生徒。
文章問題が苦手な生徒。
中1内容から分からない生徒。
勉強方法が分からない生徒。
家庭学習をまったくしていない生徒。
それぞれ必要な指導は違います。
マンツーマン指導では、
「今の単元を教える」
だけではなく、
どこでつまずいたかを確認し、その地点まで戻る
という方法を取りやすいのが特徴です。
福井県大野市・勝山市で数学の点数に悩んでいる方へ
ふくい奥越学習サポート機構では、大野市・勝山市を中心とした奥越地域で、中学生の学習をサポートしています。
たとえば、
- 数学が20点・30点程度になっている
- 数学だけ他教科より低い
- 学校ワークをやっても点数が上がらない
- どこから分からなくなったのか本人も分からない
- 中学1年生の内容からやり直したい
- 高校受験までに数学を立て直したい
といった場合、まず現在のテストや学校ワークを確認します。
そして、
取れている問題
取れたはずの問題
少し練習すれば取れそうな問題
現在は難しい問題
に分けて考えます。
最初からすべての問題を解けるようにする必要はありません。
現在30点なら、まず40点を目指す。
次に50点。
本人が理解できるところから、一つずつ「自力で解ける問題」を増やしていくことが大切です。
まとめ|30点アップは「あと10点」を積み重ねて考えよう
数学を30点上げたいとき、
「もっと長時間勉強しなければ」
と考えるだけでは不十分です。
まず前回のテストを見て、
どこで点を落としているのか
を確認してください。
そして現在の点数に応じて勉強内容を変えます。
20点前後
→ 計算・教科書例題・基本問題を優先する
30点前後
→ 「あと10点取るならどこか」を探す
40~50点前後
→ 苦手単元を絞って改善する
60点以上
→ 取りこぼしやミスの原因を減らす
30点から60点を目指すなら、
いきなり30点を取りにいくのではなく、
30点→40点→50点→60点
と考えてみましょう。
そのために必要なのは、難しい問題集を何冊も解くことではありません。
今まで取れていなかった「取れる問題」を、一つずつ取れるようにすること。
次のテストでは、まず「あと10点」をどこから取るか。
前回の答案を広げて、そこから考えてみてください。

