はじめに・・・

よく聞かれます。これ。結論を言えば「やりましょう!」です。

なんかさあ宿題ってめんどいよな・・・

まあ、分からんでもないけど、やっておこうよ・・・

でもやってない人もいるやん・・・

ま、いろんな理由、メリットがあるよね。中にはデメリットもあるけど・・・

先生が宿題を出す理由

多くの生徒さんから言われることの一つに「宿題が多い」「宿題がイヤ」「宿題が・・・」などと、宿題に関することがあります・・・。

生徒(以下 生):今日、学校の宿題が多くてさ・・・。
講師(以下 講):まあ、しょうがないよね。
生:やらんでもいい?
講:やっといたほうがいいでしょ・・・。
生:やってん人も多いで。
講:ま、そうなんだろうけどね・・・。学校の先生は何も言ってこないの?「宿題やってこい」とか「宿題を出せ」とか。
生:ちょっとは言ってるけど、そこまでキツくは言ってないかも。
講:ま、そういう時代ってのもあるかな。でも、基本的に宿題はやっておいたほうがいいよ。じゃあさ、こんなにめんどい宿題を学校の先生が出す理由って何だと思う?
生:いやがらせ。
講:んなわけあるか。先生もみんなのためを思って出してるはずやで。
生:勉強させるため。
講:まあ、正解やな。もう少し細かく言うと「知識を定着させてほしい」、もっと言えば「習ったことをしっかりと覚えて使えるようになってほしい」。こういった理由もあって、宿題を出してるはずやで。
生:まあ、なんとなくわかる。
講:でしょ。じゃあやっとこうか!
生:少しは・・・。あとなんか「よしやろう!」という気にさせてくれ!
講:じゃあ、宿題のメリットとデメリットについて考えてみようか。

宿題をやるメリット・・・その1

めんどくさいけど宿題はやっておこうということで・・・。


講:じゃあメリット一つ目の「記憶の定着」から考えてみようか。
生:覚えておくってこと?
講:まあそういうことやな。せっかく学校の授業で習って理解したこともしばらく放っておくと忘れます。で、テスト前に慌てて勉強し直すということになってしまう。これがテスト前の段階で「分からない問題」が少なければ、テストが楽になるでしょ?
生:確かにそうやな・・・。いつもテスト前というかテスト前の期間に入ったときの理解度ってほとんど0やもんな。
講:そういうこと。たとえば、これが少しでも改善されていれば・・・。ちょっと考えてみて。例えば、テスト前に「数学」が完璧にできるようになっていて、テスト勉強が特に必要ないレベルやったらどうする?
生:めっちゃゲームできるやん!
講:そう。ってなんでや!数学以外の教科の勉強時間が増えると思わん?そうしたら、数学以外の教科の点数も今以上に上がると思わん?そういった状況を作り出すためにも普段の勉強ってのが必要になってくるわけ。でも、自分で勉強する内容を決めていくのは難しいから、宿題ってのを利用する。
生:なるほどな・・・。でもさ、そもそも学校の授業が理解できないときは?
講:そういうのは「やらない」というよりは「できない」になるよね。
生:ほとんどそれ・・・。
講:分からないものはしょうがないよね・・・。そういう場合には二つの方法があって


1:授業で分からない→分かるようにする
2:「やろうとした努力」だけでもやる。


こういったところになるかな。

じゃあ、まずは2の「やろうとした努力」についてからいこうか!
生:1からじゃないん?
講:1のほうは別のタイミングでいきましょう!

宿題をやるメリット・・・その2

宿題をやったほうがいいということは分かったけど・・・そもそも授業が理解できていないから宿題を自分の力でやることは不可能な場合についてのお話・・・。

講:まあ頑張って解こう!教科書とかで調べて・・・と言いたいところだけど、まあ難しいよね。
生:そう。やれって言われてもできん!それで出来るくらいならこんなに苦労してないっての。
講:そういう場合には、そういう状況をうまく使ってしまおう!って考えるといいよ。
生:どうやって?
講:まずは、「やる気はあるんだけど、学力が伴わない」ってことをきちんとアピールする必要がある。つまり、「答えを写して提出する」ってこと。こうすればすくなくとも提出しないよりはマシになるし、写すということはやったから、全くやる気がないってわけではないってことをアピールすることもできると思う。
生:そもそも答えをもらっていないのもあるんだけど・・・。
講:そういう場合には、「教科書の該当ページを見て答えを探す」ってことができるといいかな。なんか一つでも探せればそれは「やった」ことのしるしになるんじゃない?
生:見つかるかな・・・。
講:全部見つけるのは難しいと思う・・・。

・見つけられた部分だけでもいい
・努力はしました!ってことが伝わる
・多少は自分の学力向上にもつながる


これができれば十分だと思うし、先生もきっと理解してくれるんじゃないかな。
生:そうやって考えればいいんか!まあ、やってみるか!

というわけで、宿題が分からなくて出来ない場合の対処方法についてでした。

宿題のデメリット・・・と出来ない場合の対処

他によく聞くのが、「何の意味がある?」とか「それぞれの教科で宿題が出るから多くなりすぎる」といった声です・・・。

生:特にテストが近くなってくるとさ、全部の教科で宿題出るから多すぎるんだけど・・・。
講:そうやねえ・・・。そういう場合には「いかに効率を上げて処理するか」の訓練をしているんだと思うようにするとか?なんかすげービジネスパーソンってのをイメージできる?
生:アメリカにいそうな?
講:そう。そんな感じになる自分を想像してみるのも面白いかも。あとは「効率を上げるためにはどうすればいいか?」ということを学ぶ機会だととらえる。さらには「時間の使い方」も学んでしまおう。ってのもアリ。
生:そっか。宿題を通して、それ以外も身につけておくってこと?
講:そう。どっちみちそういうスキルは必要だからね。そういうのが必要になったときに初めて慌てるのではなく、ここで自分のスキルを上げておけば、そういう時がきたらきっと役立つよ。
生:そうすれば、意味が分からん宿題も意味があるようになるんかな。
講:そういうこと♪
生:「効率よく」とか「時間の使い方」ってのも教えてほしいんだけど。特にテスト前。
講:もちろん!


というわけで、宿題をやる必要があるのか?についてのお話でした。

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