学力診断テストって?

「全体像を知ろう!」でおおまかには分かりましたが、実際にはどうやって勉強していけばいいのでしょうか・・・。

基礎基本ってのはまあ分かったけど、実際のところって何したらいいん?

現在の点数と目標にすべき点数を知ったうえでその差を調べる。で、その差をどの教科でどれくらい埋めるのか振り分ける・・・。

そんな器用なこと・・・。

だよな。でも、分かってしまえばそうでもないし・・・まあ、一緒につくってみるか!

目標点数とのギャップを知ろう

まずは現状の把握からはじめてみます・・・。

講師(以下 講):じゃあ今までのテストの結果を出してみようか♪
生徒(以下 生):どのテスト?
講:今は学力診断テストをターゲットにするので、「確認テスト」かな。
生:いつの?
講:最近のから数えて・・・多いほうがいいけど3回分くらいあるといいかも。
生:ちゃんと残ってるかなあ・・・。
講:ま、がんばって探してみましょう!1回分とかだと「たまたま出来てた」ってのも入ってしまうから、数回分の平均というか、数回分のテストから「今はこれくらいの実力がある」という点数を割り出す必要があるんでね・・・。
生:なるほどね。がんばって探してみます。
講:きちんとした戦略をつくって効率的に点数を上げてスマートに合格を勝ち取りたいんでよろしく!

そしてテスト探しが始まりました。
引き出しをあけて、たくさん入っているテスト用紙を引っ張り出し順番に並べて・・・なかなか大変そうですが、きれいにファイリングしている人もいれば、そうでもない人、もっと酷い状態であればテスト用紙がぐちゃぐちゃに詰め込まれている人など・・・いつもながらこの作業ってのは大変なんですが、やみくもに勉強しても点数の上がり方が弱かったり、上がりきる前に入試の日が来てしまったり・・・ってことにならないように、この作業は念入りに行っておきたいものです。って気持ちで見ています。

どの教科にどれだけ振り分ける?

しばらくして・・・

生:できた!
講:よくできました。じゃあそれを教科ごとにまとめたうえで、各教科の平均点を出してみようか。で、このシートに書き込んでみて。


生:できました!
講:じゃあ次に、ここらが大事になってくるんだけど、志望校の合格に必要な点数を書いてみようか。
生:それがよく分からないです・・・。
講:まあいいでしょう。今の志望校だと300点ってことにしておきましょう。
生:なんで分かるん?
講:いろんなデータを持ってるんで♪そこから割り出すと必要な点数はもう少し低くてもいいんだけど、目標は少し高めに設定しておくほうがいいんで。そういったことも含めて300点ってことにしてます。
生:それがよく分からないです・・・。
講:まあいいでしょう。今の志望校だと300点ってことにしておきましょう。
生:目標まで70点もあるんやけど・・・。
講:ま、これくらいならいけるでしょう♪
生:本当?
講:うん。今までこれくらいの上がり幅ならいくらでもあったし。じゃあ、各教科の目標点といこうか!

対策が立てやすいところに振り分けてみよう

今の実力が書き出せたということで・・・

講:じゃあ300点までのあと70点をどう振り分けるかやな。



国語・・・+10点
社会・・・+10点
数学・・・+30点
理科・・・+10点
英語・・・+20点

こんなところかな。
生:数学で30点も上げるなんて・・・そんな点数取ったことないんですけど・・・。
講:大丈夫。やるべきことをしっかりと絞って集中的に強化していけば余裕♪
生:こんなに上げる・・・。

講:今までにも、これくらいの上げ幅の人を多く見てきたので楽勝だと思うよ。
生:どうやってやっていくんですか?
講:そうですねえ・・・。実は各教科の点数にはきちんと根拠があって、適当に振り分けたわけでもないんですよね。たとえば、数学の30点アップってあるでしょ。これを実現させるためにやるべきことは大きく分けて2つしかないんですよ。
生:そんなに少なくていいんや・・・。
講:そうなんですよ。他の教科についても同じで、やるべきこと(種類)はそんなに多くないです。
生:じゃあ勉強は少しで?
講:それはちょっと・・・。種類は少ないけど、量というか反復練習はそれなりの量が必要なんで・・・。
生:ま、しょうがないか・・・。

やるべきこととやらないことをはっきりさせる。「捨て問」をはっきりさせておく。


生:他の教科はどうなるんですか?
講:そうですねえ・・・



国語・・・2種類
社会・・・1種類
理科・・・1種類
英語・・・1種類
こんなとこですね♪

生:少なっ!
講:そうなんですよ。「できるだけ少なくシンプルに」が大事かと。時間が多くあれば、基礎的な学力からひとつずつ・・・ってやれるんですが、ほとんどの人はそうじゃない。だからやることはシンプルに(ま、量は多いけど)やるべきこと以外は決してやらない。
生:「ヤマをはる」ってこと?
講:似てるかも。でも、きちんと根拠をもって、効率よく、目標点に到達するために勉強していくってこと。ちょっとややこしいんだけど、やるべき種類は少ない、でもヤマははっていない。取るべきところをしっかりと取る、取らないところはやらない。つまり「捨て問」には手を出さない。こんな感じで進めていけばきっと目標に十分に届きますよ!
生:なんかすごい・・・。

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