学力診断テストって?

11月に行われるという「学力診断テスト」。学校からは「このテストで進路が決まる!」なんて言われたりもするようですが・・・。

なんかさあ最近、学校の先生が「学診学診」ってうるさいんやけど

まあ、進路決定には大事なテストだからねえ・・・

っていわれてもいまいちピンとこない・・・

だよな。じゃあまずは学診とやらがどんなテストで、どう大事なのかっていう
「全体像」を知るところから始めますか・・・

日程とテストの狙い

中学3年生の1学期の終わりごろ・・・部活も引退して、そろそろ高校入試に向けて本格始動しなければ・・・という時期のお話・・・。

講師(以下 講):勉強以外のイベントはまあまあ終わったし、そろそろね・・・。
生徒(以下 生):ついに来たか・・・。
講:まあね。まずは入試というよりは、その前の「学力診断テスト」とやらで、ある程度の結果を出しておく必要があるよね。
生:確かに。学校でも「学診で!」みたいなことよく言ってるけど、あれって何なん?
講:まずは今後の主なテストのスケジュールがね・・・。

10月→定期テスト
11月→学力診断テスト
12月→定期テスト・確認テスト
1月→確認テスト
2月→高校入試

生:なんか毎月あるん?
講:そうやで。10月と12月の定期テストは内申点に影響するからきちんと得点しておきたいね。
生:他は?
講:11月の学力診断テストがね。このテストで志望校に対しての大まかな合格可能性の判断ができる。
生:なんで判断できるん?
講:「出題範囲」とか「公平性」といったものが入試の形式を大きく反映しているから。今までの確認テストだと、出題範囲は受験者全員が同じだったんだけど、実施日程が学校によってずれているから、先にテストを受けた学校の人とつながりがある人とかだと、どんな問題が出たかなどの情報を入手することができてしまう。しかし、学力診断テストにおいては、全員が同じ日時に受けることになるので、そうはいかない。つまり「公平性」があるってこと。よって、今の学力的なポジションが分かる。そういったことを狙いとして、このテストは行われているんです。

難易度は?

日程やテストの狙いが分かったところで、次は難易度の話になりました・・・。
生:なんかさあ、学校の先生の話を聞いてるとさあ、なんかすごいテストみたいなんだけど、難しいん?
講:難しいといえば難しいし、簡単といえば簡単・・・。
生:なんやそれ。分からんやん。
講:まあね。じゃあこの図を見て



講:なんか気付くことある?
生:難易度1とか2とかって、どういう意味なん?
講:1が簡単で5が難しい。って見て。
生:ていうか下に書いてあるやん。
講:そう。以外と基礎基本が多いってこと。こういった意味で「簡単」って言った。


だから簡単ってのはさっき言ったとおりなんだけど、もう一つの「難しい」って理由としては

・出題範囲が広い
・基礎基本をいろいろと組み合わせて難しくしている
というわけで、簡単には得点させてくれない。そういったテストになっているんだよね。

出題傾向はどうなっているのか?

おおまかな難易度が分かったところで、大きな不安が出てきたようです・・・。

生:範囲広くて、基礎基本の組み合わせで難しくしてあるって、もうムリやん。そんなの。
講:まあ、焦らずに。どんなテストにも攻略法ってものがあってね・・・。
生:そうそう。そういうのを待ってたんや!
講:じゃあまず、攻略する相手のことを知らなきゃ。「敵を知り、己を知れば、百戦して殆うからず」ってね。
生:なんか聞いたことある。それ・・・。

講:ポイントとしては「毎年大きな変化はない」。我々から見れば、少しずつ変化はしているんだけれども、「大きな変化」とまでは言えない。
生:ってことは?
講:問題形式に慣れることが大切。つまり、問題練習によって慣れていくことが大切ってこと。
生:過去問を解きまくればいいん?
講:ただやみくもに・・・ってわけではなく、過去問を解いていく中にも攻略へのポイントがあってね。範囲が広いので効率よく進めていくことが必要になってくるんよ。
生:そのへんをもう少し詳しく!
講:じゃあまず、全体的な戦略からいきましょうか!

攻略するにはどうすればいい?

大まかに「何を勉強すればいいか」が分かったところで、次は「どのようにして」のお話です。

講:ただやみくもに勉強しても、効率よく成績を上げていくことはなかなか難しいです。範囲も広いし、残り時間もたくさんあるわけでもない。

そこで、相手のことを知るのと同等に大切なのが、自分自身を知ること。
生:自分自身って?
講:自分自身の状況(現段階での点数)。テストまでの時間。テストの内容。目標点数。
・どういったところが出来ているか
・どういったところが出来ていないか
・目標にすべき点数

生:なるほど・・・。っていっても自分じゃ分からん!
講:ま、普通はそうなるよね。自分で判断していくのは難しいですよね。なので、細かい方法はあとで・・・。
生:分かった。
講:そしてそのあとで「自分の今現在の点数と目標にすべき点数のギャップを埋めるためにの具体的な戦略をつくる」になっていきます。
生:なんか本格的になってきたな。
講:そうでしょ。ただやみくもに勉強しても点数が上がるには多くの時間が必要だし、そうしているうちに受験がやってきてしまう・・・。
生:これを見ると、各教科でやることが細かく決まっているけど、それって、どうやって決めていくん?
講:それについては、各教科のテスト内容について細かく知っておく必要があるんよ。
生:じゃあそれも!
講:もちろん!

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