というわけで今回はテスト2週間前からのテスト勉強の方法についてです。

(停学経験アリのやんちゃな子が誰もが知っている大企業に就職するまでに成長する話③)

   

テスト前やからってさ、学校からテスト勉強の計画表渡されてんけど、どーせこのとおりにできんやん。
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講師
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まあな。でも、これって学校で渡してくるくらいだからかなり優秀でさ、ちゃんと計画つくって、このとおりにやればかなりとれるで。
どーやればいいん?
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講師
講師
まかせとけ。書いたるわ。でもせっかくやし、それに従ってやってみるか!

おおまかな情報
担当期間・年齢・学年:小5~高3まで。今ではたまーに飲みにいったり。
地域:福井県大野市

:   目 次   :

1:今までの状況を聞いてみた

定期テストが始まる約2週間前・・・。
Dくん:これ今日、学校から渡されたやつ
講:きれいに作ってありますなあ・・・。きちんと使うことができればかなりいいで。じゃあさ、これを今から書いていくけどさ、今までってどーしてたん。
Dくん:何を?
講:聞きたいことは2つ。①コレ。どーやって書いてたん?②そのとおりに実行できた?
Dくん:1つめは「テキトー」に書いた。2つめは「できるわけないやん」。
講:なかなかいいねえ。じゃあさ、今までのテスト勉強って何してたん?
Dくん:してない!そもそもさ、分からんことばっかりなのにできるわけないやん。あとさ、何していいかもわからんし。
講:ま、そうなるよな。それでいいよ。ま、何もしてないということで・・・聞き取り終わり!じゃ、短すぎるやん。ってことでもう少し。テスト範囲の紙ってもらってない?その紙にテスト範囲とかテスト勉強のヒントとか書いてない?

探すこと約15分・・・。カバンの中からクシャクシャになったものを発見。

Dくん:あったで。
講:ほら、これにいろいろと書いてあるやん。
Dくん:いやあ・・・テスト前って部活ないやん。だから遊べるやん。
講:やはり・・・。

というわけで、いろいろと(ちょっとやん!)話した結果は・・・「何もしてない」というか「何すればいいか分からん」という結論にたどり着きましたとさ。

2:分からんところをなくすんじゃなくてさ

講:まず知っておいてほしいんだけどさ。スポーツでもゲームでもいいけど、どうやれば上手くいくかは知ってるやん。例えばさ、ゲームを上手くしたかったらどうする?
Dくん:やりまくるかな。
講:ま、そうやな。どうすればいいかを知った後にたくさん練習して体が勝手に動くくらいまでやるやん。勉強もそれと同じやねん。
Dくん:そうなん?
講:俺もな、学生の時にな、次のテストで102点取らんと単位を落としてまう。そういう状況に追い込まれたことあってさ。
Dくん:やばいな。それ。
講:そう。そうなってしまったらさ、細かくは抜きにしていろんな人に迷惑かけてしまう。だからどうしようってひたすら考えてな、出た結論が、「全問正解するまで繰り返す」や。テスト範囲の問題を全部通して解いてみて、満点になるまで繰り返す。たしか10周くらい。丸一日かかってひたすら解きまくった。
Dくん:で、どうなったん?
講:92点クラス1位♪それが認められて、無事に合格♪
Dくん:やるやん。
講:まあな。ということで、それを今からやってみよう!
Dくん:マジでか?
講:テスト2日前までに分からないところをなくして、ラスト2日でひたすら解きまくる。ざっくりいうとこんなスケジュール♪

というわけで・・・テスト日程を考慮したスケジュールを組んで動き始めました。

3:スケジュールどおりにやったら逆に楽やん

こうしてはじまり・・・テスト10日前・・・。
Dくん:今ってさ、「分からんところをなくす」ところやん。
講:そうやな。
Dくん:でもさ、それがなくせんのやけど。
講:ほう、それは大変やな。
Dくん:どうしたらいいん?
講:もうちょっとで部活も停止期間に入るやろ。そしたらさ、学校にいる時間は学校の先生に聞く、それ以外は俺に聞いてきて。

Dくん:なんか学校の先生に聞くの恥ずかしいんやけど。
講:そこは一回聞いてみようや。そしたらさ、きっといいことあるで。
Dくん:何?
講:まずな、今まで停学くらったこともあるようなちょっと悪い子がさ、「心を入れ替えて真面目動き出した!」って評価がつくんよ。で今ってさ、おおきなマイナス評価やろ、これがプラス評価になったら振れ幅がでかいやん。
Dくん:まあな。
講:人間の錯覚ってのがあってな。「スゲーいい子」になったって評価になるんよ。これが最後に活きてくるから♪
Dくん:なかなか策士やな。ま、面白そうやしやってみるわ。あとさ、毎日のやること決まってるから、それ終わったらどうしたらいいん?
講:遊んどいて♪
Dくん:いいん?
講:いいよ。

 

というわけで、スケジュールどおりに進んでいます♪

4:そして高得点へ♪

テスト前日・・・。
Dくん:先生・・・。俺やばいかも。
講:どした?
Dくん:めちゃくちゃ取れるかも。
講:いいやん。取っとけば♪
Dくん:今日の授業さ、昨年のテスト問題やってみよう!やってんけど、今までの人生でいちばんいい点数やってんけど。
講:そりゃそうやろ。きちんとやるべきことをスケジュールどおりにやってるんだから。
Dくん:そやな。じゃあ今日は「ひたすら解きまくる」でいいんやな。
講:そういうこと♪
Dくん:特に分からんところもなくなってるし、今までのテスト前とは全然ちがう。
講:そりゃそうやろ。
Dくん:今まではさ、「勉強しろ」って言われても、そもそも何していいんかも分からんし、やろうと思っても分からんとこだらけやし・・・でも悪い点も取りたくないし・・・。
講:ま、そうなるよな。でも今までとは違うんやし、明日には普通に練習どおりに解いておいで♪

というわけで、テストの点は今までで最高得点でした♪ま、狙いどおりです。

ここまでは(停学経験アリのやんちゃな子が誰もが知っている大企業に就職するまでに成長する話③)でした。

次は

(停学経験アリのやんちゃな子が誰もが知っている大企業に就職するまでに成長する話④)

です。

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