はじめに・・・
勉強しない子・・・将来が心配です。対処法の一つとして「手伝う・サポートする」というのがありますが・・・。
でも、どうやって?
自分もそうだったからあんまり言えないけど、すごく心配です・・・。
いろんな解決策があるんですが・・・。
いろいろあるんですね・・・。
じゃあ、今回は「手伝う・サポートする」という方法について考えてみましょう♪
なにを手伝うのか?
さて・・・何を手伝ったりサポートすればいいんでしょうか・・・?
講師(以下 講):勉強しない・・・ですか・・・。
保護者(以下 保):そうなんですよ。あんまりうるさく言うと余計にしなくなるだろうし・・・。
講:そうですね。人間って「やれ」って言われると、やる気がなくなりますし・・・。
保:どうすればいいですかねえ・・・。
講:手伝う・サポートするってお話ですが・・・。
保:そういえば、親戚のところは親が勉強を教えてるとかで、小学校に入る前には計算とか漢字とか、いろいろとできるようになってたみたいです。
講:ほう。なかなか大変ですな。
保:そういうのを聞くと焦っちゃいますよ。
講:よく聞く話です。特に子どもが小さいときによく相談されます。「〇〇さんのところは・・・」って「うちの子は大丈夫なんでしょうか?」って。
保:やっぱりそうなんですね・・・。
講:そうですね。
保:うちもそうしておけばよかったんでしょうか?
講:いや、そんなことはないです。ま、出来るに越したことはないんでしょうけど・・・。早けりゃいいってもんでもないですよ。
保:そうなんですか・・・。でもやっぱり不安になりますよね・・・。
勉強なんて教えられん・・・
他の子に比べて自分のところは・・・話を聞いたりしてると親が教えるのが・・・。
保:なんか他の家では親が教えるのが・・・とか言う方もいるんですよね・・・。
講:そうですね。そういうご家庭もたくさんみてきました。
保:やっぱりそうしたほうがいいんですか?
講:「場合による」というのが正解かと。子どもの成長スピードってみんなバラバラじゃないですか。だから、あるご家庭でうまくいったからといっても他のご家庭でその手法がうまくいくとも限らないし、その逆も同じです。
保:やはりそうですか・・・。
講:なので、「〇〇さんのところは△△まで出来るようになった」「なのにうちの子は・・・」ってのはちょっと違うんじゃないかと思います。もちろん焦りってのが出てくるのも分かるんですが・・・。
保:ですよね・・・。
講:お子さんの状況に合わせて。ってのがいちばんいいんじゃないでしょうか。それを見極めるのも大変ですが。
保:勉強を教えるのは難しいと。
講:そうなります。なので、親ができるサポートとしては「環境づくり」ってことになってくるんだと思います。
保:ほう・・・。
「環境」を整えてあげることが大切
環境づくり・・・とは
保:先ほどの「環境づくり」ってどういうことですか?
講:ま、その言葉のとおりなんですが、「勉強しやすい」とういか「勉強に取り掛かりやすい」というか「勉強以外の雑務の排除」といったことです。
保:お膳立て・・・?
講:そこまでがいかなくてもいいんですが、それこそ翌日の学校の準備などは自分でやるべきですよね。
保:たしかに。
講:具体的な例を一つ挙げてみると、成績アップには欠かせない「問題集の繰り返し練習」ってのがあるんですが、これをやるためには問題集をコピーしておく必要ってのがあるんですよね。で、これがなかなか時間もかかるし、面倒な作業なんです。それをやっておくってのが一番簡単にできるサポートだと思います。
保:そうすれば、繰り返し練習できて成績も?
講:ま、そうですよね。問題集が完璧に出来るようになっていれば、100点とはいかないまでも、そんなに悪い点数を取ることはないと考えられます。
保:なるほど・・・。それなら、手間のかかる雑務だし、コピーすること自体に学習要素はないだろうし・・・いいですね。それ!
講:でしょ。ぜひ!
やってみた結果
しばらくして・・・
保:なかなかうまくいってます!
講:ほう。
保:勉強を教えるわけでもないんですが・・・。
講:それでいいんです。基本的には学校の授業を大切にしてほしいですから。
保:ワークのコピーして、学校の宿題の確認をして・・・だけなんですけどね。あ、あとはそれらが終わったら遊べばいい。って言うくらい。
講:十分ですね。
保:でも、しっかりと成績がついてきてるんですよ!
講:そういうことです。「勉強しなさい」なんて言わなくても成績って上がるんですよね。そこにたどり着ければもう大丈夫でしょう。
保:意外とシンプルなことだったんですね。
講:そうですよ。知識があって、それを紙の上で表現できる。それがテストで得点するってことだと思いますよ。そのためにはある程度の練習量が必要。でも、それが大変なので、そこを手伝いましょ。ってことなんですね。
保:でも、ほんと分かってよかったです!
というわけで、勉強しない子への対応
「サポート・手伝うとは?」
でした。
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